「家族とつながるケアを目指して:ICT化で実現する新しい介護の形」

1. はじめに
令和7年を迎えるにあたり、当法人では新たな取り組みとして、利用者様のご家族様との関わりを深めるためのICT化を進めていくことを決定しました。私たちは、「家族とのつながり」がケアの質向上につながると信じ、これを実現するための新たなツールや仕組みづくりに取り組んでいます。今回は、その具体的な計画と目指す未来についてご紹介します。

2. 家族様とのつながりを強化するICT化の取り組み
リアルタイムでつながるチャットボットの導入
家族様が利用者様の状況を把握しやすくするために、リアルタイムで情報を共有できるチャットボットの作成を計画しています。これにより、次のようなメリットを提供しま
す。
• 迅速な情報共有
利用者様のケア状況やサービス内容に関する質問や不安に、即座に対応できる仕組みを構築します。
• ご家族様の安心感向上
日々のケアの様子や状況を気軽に確認できるため、家族様との信頼関係をさらに強化します。
• 職員の時間の有効活用
ICTツールを活用することで、職員が書類作成や電話対応に費やす時間を減らし、利用者様やご家族様との直接的なコミュニケーションに時間を充てることを目指します。

3. ICT化がもたらすメリット
(1)ケアの質向上
ご家族様との密なコミュニケーションを通じて、利用者様
の状態やご要望をリアルタイムで把握し、より個別化されたケアを提供します。
(2)業務の生産性向上
ICT化により職員の負担を軽減することで、利用者様と向き合う時間を増やし、より丁寧なサービスを実現します。
(3) ご家族様との信頼関係の強化
家族様が安心して利用者様を預けられる環境を整えることで、満足度を向上させます。

4. 未来へのビジョン
私たちは、ICT化を単なる効率化の手段として捉えるのではなく、「人と人をつなぐ架け橋」として活用していきます。ご家族様とのつながりを深めることで、より信頼され
る法人を目指すとともに、職員の働きやすい環境づくりや利用者様の満足度向上に向けて進化を続けていきます。

5. おわりに
令和6年の取り組みを通じて、利用者様とご家族様、そし
て職員がより良い関係を築ける環境を整えていきたいと
考えています。ICT化を活用した新しい取り組みにぜひご期待ください。ご意見やご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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